まるかん農園

思いきり深呼吸したくなる広々とした朝倉の空。眼下には、ゆったりと流れる筑後川。お日様の恵みを余すことなく受けとる南斜面に私達まるかん農園の柿山があります。甘柿の生産高全国一位を誇る福岡の中でも、ここ志波は、富有柿の産地として有名です。除草剤を一切使わず、一玉一玉を大切に育てました。お日様の光をぎゅっと集めたように輝く橙紅色の宝石~富有柿~をぜひ味わってください。

 

〜志波柿について〜

富有柿は、11月上旬から12月中旬頃まで出回る甘柿で、11月中旬が出荷の最盛期となります。
果実は、丸に近い四角、果皮は、なめらかで光沢があります。
岐阜県で誕生し、現在では、奈良県や福岡県を始めとする各地で栽培されている富有柿ですが、中でも、ここ朝倉市杷木の志波地区で育てられた富有柿は、『志波柿』と呼ばれ愛されています。
約百年ほど前、志波村(当時)の医師 山鹿秀美は、住民達の暮らしを少しでも豊かにしたいと考え、何年も研究を重ね、失敗を繰り返し、志波の土地や気候に合う農作物として富有柿を選んだのです。その後、たくさんの人々の努力の結果、志波柿は、地域の宝として広がっていきました。
志波柿は、日当たりの良い斜面で作られることから、他の地方のものより糖度が高く、お日さまの光を閉じ込めたように濃く鮮やかな橙色をしています。 
旬のものはもちろん、適切な温度・湿度の下で冷蔵保存された冷蔵柿も冬の間、長くお楽しみいただけます。